大学受験推薦入試への道

【高校での忙しさは、中学までの比じゃないと知るべし】
高校生の定期考査は、3学期制の学校では年に5回実施されます。
各試験の間隔はおよそ1か月しかなく、非常に短いです。
中学生の頃は、9科目の期末テストでも大変だと言っていたところが、高校生になると、中間考査ですら11科目に増えます。
中学生の場合、定期テスト前の勉強は少なくとも2週間前から始める必要があると言われていますが、科目数が増える高校生では、準備期間もそれに比例して長くなり、『1か月前から』勉強を始めないと十分な準備ができなくなります。
つまり、成績の良い高校生は常にテスト対策を行っている状態にあり、実際には「テスト期間」という概念はほとんど存在しないのです。
このように、高校生には常にテストに向けての勉強が求められ、日々の学習が欠かせない状況が続きます。
【中学生】
✅ 学校の授業 ▶︎ 5〜6限
✅ 部活動 ▶︎ 約5~6時まで
✅ 定期テスト ▶︎ 5~9科目
【高校生】
✅ 学校の授業 ▶︎ 6〜7限
✅ 部活動 ▶︎ 約7~8時まで
✅ 定期テスト ▶︎ 11~13科目
【指定校推薦の基準】

指定校推薦の基準は、概ね評定平均3.0~4.5の間とされています。
しかし、推薦を希望する生徒はライバルとの競争に勝ち抜かなければならないため、実際には希望する基準に対して最低でも+0.3以上の評定がないと厳しいと言えます。
指定校推薦で戦える内申:3.3~4.8
10段階:1・2=「1」、3・4=「2」、5・6=「3」、7・8=「4」、9・10=「5」
【戦いは、高校受験から始まっている】

高校受験の勉強の第一目標は、もちろん合格です。
しかし、その過程である受験勉強をどう過ごしたかが、高校のテスト勉強に大きく影響します。
なぜなら、「長時間勉強する体力」「何を勉強すべきかを考える力」を身につけることが出来ているからです。
【高校での定期考査に勝つカギは、『隙間時間』と『自習』にあり】
高校の授業時間や部活動の時間制限を考慮すると、テスト前に全ての科目を完璧に対策するのは非常に困難です。
しかし、毎日30分でも自習を続けることが大切です。
学年トップの生徒ほど、10分や15分の隙間時間を大切にし、誰よりも早くからテスト対策を始めています。
そして、何より覚えておいてほしいことがあります!
皆さんがいる環境には、同じ試験を同じ基準で乗り越えてきたライバルがいるということです。
つまり、相手は『努力すれば勝てる』存在なのです。
やる気のない自習では意味がありません。
今から行動を起こし、次の定期考査で一緒に勝利を目指しましょう!