三位一体の法則~保護者様の関わり方
勉強は生徒自身が取り組むものであり、それを教務的にサポートするのが室長や講師の役割であることは間違いありません。
したがって、生徒が努力することも、大切なお子様をお預かりしている私たち塾が努力することも、当然のことと言えます。
しかし、これだけではなかなか成績が上がらないことがあります。
良い結果を出すためには、保護者様の「関わり」が重要になってきます。
今回は、最も大切なサポートであるお父様・お母様の役割についてお伝えいたします。

教える必要はなく、チェックでOK

関わり合いと言っても、小学生の高学年になると勉強内容が難しくなり、教えるのが大変になってきます。
解き方を教えることは、塾にお任せください。
保護者の皆様には、お子様の現在の状況を『チェック』する形で見守っていただくだけで十分です。
✅ 宿題の〇付け
✅ ノートチェック(途中式の有無や字のきれいさ)
✅ 朝の10分間ミニテスト
自己承認欲求
現代の子供たちは、生まれた時からスマートフォンなどのデジタル機器に囲まれて育っています。
そのため、大人の世代と比べて人との関わりが薄く、自己承認欲求が強い傾向にあります。
その結果、SNSなどのツールを通じて、繰り返し投稿し、自己を認めてもらおうとすることが多くなっています。
この自己承認欲求は、勉強にも当てはまります。
高得点に達していなくても、途中式を丁寧に書いたり、計算ミスがなかったり、1週間で10個の単語を覚えたりと、褒めるべきポイントはたくさんあります。
そして何より、子供たちが一番嬉しいのは、両親に褒めてもらうことです。
お忙しいとは思いますが、ほんの少しで構いません。
お子様の努力を認め、取り組みを応援していただければ幸いです。